
どうもどうもー。
ツシマです。
前回の記事からだいぶ間が開いてしまいました。申し訳ないです。違う制作物にかなり時間を割いていたためですが、無事終わり落ち着きました。見てやってください。
Title 「全員≠他人、あなた次第」
by Range Tsushima (MELL MALL)#shibuyapixelart2022#ドット絵 #pixelart pic.twitter.com/Xkxld68LIq— MELL MALL🥤🍟🍔 メル・ザ・ダイナー (@mell_the_diner) July 23, 2022
なるべくこちらの記事も頻度を戻していきたいなと思っています。
今回の記事は自分のリハビリ的に「知る」ステップの補足にしました。「何が向いているのか・何に才能があるのか」についてです。
今回の記事の目次
1.やってみないと分からない
何が自分に向いているか。何の才能を持っているのか。こればっかりはやってみないと分かりません。
自分は将棋をプレイしたことがなくルールも知りません。ということは、自分が将棋に向いているか全く分からないのです。もしかしたらすごい向いているかもしれませんし、ルールの理解でつまづいて終わりかもしれません。
何かをやってみて数分で「自分に向いている」「これは好きだ!」と強い気付きがあり夢中になれる人もいれば、何年も、いやそれ以上に淡々と続けて「向いていたのかな」とぼんやり気付けることもあります。
前置き情報(遺伝や体格、体力、精神の強弱、知能、環境など本人の意思で変えていないもの)がある人…例えば代々医師です…という家系では、医師を目指せる学力に到達しやすい素質を持っているでしょう。テストの点が高いんだろうなと推測は出来ますが、本当にその人が学力テストを受けないことには判明しませんし、そのテストのための学習がなされていなければ点数も出ません。
2.それが向いていると気付く機会
やってみないことには分からないものの、気付く機会は種々あります。
A.直感的に気付く
「出来そう」「これは好きだ」「楽しい」「もっと深めたい」…感覚的に分かる場合もあります。それは、ビビビだとかときめきのような激しいものから、じわじわと感じるものもあります。
大人になって苦い食べ物の良さに気付けるのと同じように、直感的に「自分に向いている」「これは楽しい」と気付けるだけのものが本人に備わっている必要はあります。ある程度の感受性・知性・集中力・経験・知能や身体の発達などを持ち合わせている必要があります。
面倒くさがりが強い・基礎体力が低いと、そもそも対象に取り組むという前提が崩されがちなので、気付けないまま終わることはあるかもしれません。
B.客観的に気付く
「そんなに苦労していないけれどなぜだか点数が良い科目があった」「友達に指摘されて気付いた」などはよくある例です。
誰よりもその才能を持っているという場合は客観的パターンが多いかもしれません。客観的に…誰かに指摘されるということは、そのグループ内で突出したパフォーマンスを発揮しているということです。
これは自信に繋がるでしょう。自信に繋がれば、好きにもつながり、将来そのことに打ち込むことになる可能性は大いにあります。
C.ジャンルが似ていて気付く
これは気付きやすいかも。
普段水泳をやっていて全国大会に出る人は心肺機能も筋力もある程度あるので、長距離走も難なくこなせるよ!という人がいます。そんな感じです。
3.「どんな人でも天才の芽を持っている」は誤り。偏りはある
子どもの習い事を転々とする親御さんがいます。
先生に習っている我が子の様子を見て「この子が夢中にならないから、この習い事はこの子に向いてない!」と親御さんの独断でおやめになることがたまに見受けられます。
どんな人にも、何かしらの100%の…ぶっちぎりの、世界レベルの才能を持っていて、後は気付けるかどうか。
「三つ子の魂百まで」。何かしらの天才の芽を誰よりも早く見つけてあげなければ。
習い事のお月謝は安くないので無理に続ける必要もないですが、何年も続けて気付けるパターンもあることと、向いていると本人が気付けるには先述のようにある程度必要なものがあるので、分からないままに終わっている可能性もあります。
そして何より、「どんな人でも天才の芽を持っている」は誤りです。100%の才能…天才の芽を持つ人はゼロではありませんが、どんな人でもというのが誤りです。例えば
どれも30%の才能しかないけれど、何個も持っていて、それなりに出来る。
芸術のジャンルでは50%の才能を持っているが、事務系ジャンルは10%だ。
60%の人たらしの才能を持っていて営業は得意だが、それは好きじゃない。40%のデザインのジャンルをがんばりたい。
90%の才能を持っているが、既存の世界にはない才能で、気付けない。
100%の完璧な記憶の才能を持っているが、他が0%で日常生活すら補助が必要だ。
いろんなパターンはあるでしょうが、こんなんで偏りがあり、100%の天才の芽を持つのは超レアパターンです。
逆に言えば、全ジャンルで0%…何の才能もないということもありません。
10%の才能が1個だけ、他は0%…は超レアながらいるかもしれませんが、悲観するのは早計です。何かしら一つでも楽しいことがあれば、好きなことを楽しめれば、それはそれで楽しい人生を送ることは十分可能です。手元にある才能が人生を変えることはあっても、手元にない才能が自分の人生を変えるかどうかは自分次第です。
4.向いている、才能がある→やりたいこと・好きなことにしなくても良い
60%の人たらしの才能を持っていて営業は得意だが、それは好きじゃない。40%のデザインのジャンルをがんばりたい。
という例えが先ほどいました。営業の才能が欲しい人にとってはもったいない話ですが、こんなことも往々にしてあります。
「好き」という感覚は、あなたにしか分かりません。嗜好を元にした気持ちは情熱を生みます。努力を楽しいと思えるようになります。楽しいと思える努力は継続され、大いに力を発揮します。
やりたいこと・好きなことに才能が0%だと相当苦労するとは思いますが、向いていること・才能があるんだなと思うことを生涯のやりたいことにしなければならない訳ではありません。もちろん、向いていること・才能があるジャンルを好きになれれば強いです。
5.才能や努力を平気で潰す不運
30%の才能を持つ人が、環境の最適化と数多の正しい努力がなされ本人に強い情熱があり、運が味方すれば、ある程度のところ…徹底的にやればトップ5%には行けるのではないでしょうか。
「運が味方すれば」…ここはとても曲者ではあります。運は来たり来なかったり、全く味方しないどころが逆張りをしてくることがあるからです。やれることはやり尽くすことが出来る大企業の経営者が神社仏閣への参拝に勤しむのは、そういった理由もあるからです。
「向いている!」と感じても、多くの人には前段階や途中の段階で不運が訪れます。
他に気を取られる・邪魔しマンに出会う・変な人のクソアドバイス・悪い環境・運のなさ、タイミング…ここで脱落してしまうのです。才能があればあるほど、本人が好きだと強く感じている時にこれはとても悲しい事態です。
脱落してしまうと、結果を得るどころの話ではなくなってきます。
脱落しないように不運を乗り越えるか、いったん脱落して休眠期間を経て再チャレンジする、似たジャンルでちょっと変えてみる、視点を変える…などは全然アリです。好きなことで情熱が大きければ、乗り越えることも出来るでしょう。
運が味方せずそれなりの結果となったとしても、環境の最適化と数多の正しい努力がなされ強い情熱を傾けることが出来たのであれば、本人の人生への充足感は得られるでしょう。自分自身への人生に充足感を感じることが出来たなら、とても幸せではないでしょうか。
トップ5%に行けなくても、「やり切った」と言える。「好きなこと・やりたいことはこれだ」と打ち込める。それはとても幸せなことです。
6.まとめ
メルモールのブラッシュアップ手帳術では、知る→最適化→計画→実行という4ステップにしています。
知る→最適化→計画までは、変えられるもの(環境・努力の質や量)・変えられないもの(才能や性質など)・やりたいこと(目標)を洗い出します。
そして、実行する(努力、訓練、鍛錬、教育、準備など)ことにより「結果の卵」「達成の卵」を作ることを目標にします。(目標によっては、運など自分でどうにも出来ない要件が絡んでくるので「卵」と呼ぶことにします)
「知る」ステップで、向いていること・どのジャンルに才能があるのか・好きなことに気付くことは正しい方向の努力や準備をするのに大きなヒントをくれるはずです。
さて、今回のまとめです。
2.それが向いていると気付く機会…直感、指摘、似たジャンル
3.「どんな人でも天才の芽を持っている」「何の才能もない」は誤り。大なり小なり何かある
4.向いている、才能がある→やりたいこと・好きなことにしなくても良い
5.才能や努力を平気で潰す不運はあるが、やり切ったと言える人生には出来る
どうもどうもー。
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