めんたいぴりり観てきたよ

どうもどうもー。
ツシマです。

博多出身といえば(?)わたくしツシマでして
博多の名産品といえば明太子
博多の芸人といえば博多華丸・大吉さん

華丸さん主演の明太子の映画、ふくやさんの創業者さん映画『めんたいぴりり』観てきました。

めんたいぴりり
画像は公式サイトさんから拝借

舞台やドラマにはなっておりましたが全て未見。映画くらい応援せんといかんでしょうもん、ということで
まずは「めんたいぴりり応援団」ってのに応募しました。
めんぴり応援団
フライヤーとステッカーだね。博多弁ステッカー。

上映されている映画館が思いのほか少なく、いちばん都合が良い新宿のバルト9に行ってきました。

良い天気。

結構泣いちゃって、笑いどころもたくさんありました。映画なんで結構いろんなエピソードが駆け足で進むんですけど、良い意味でも悪い意味でも「博多のお父さんってこんな感じ」を知っている自分としては「わかるわかる~」という部分が多く、さらにローカルタレントさんもいっぱい出てて「あの人も!」が楽しかったです。

メインとプライベートのアカウントでツイートしたんですけど、同じく応援団の方が盛り上げてて。ぜひぜひロングランになって上映会館も増えて欲しいですね~。出来ればもう一回、福岡の中州大洋で観たいかな。そこの映画館は小さい頃いっつも行っていた映画館っていうのもあるんですけど、中州のお話だしね。

映画を観た人と語り合いたい!全員初対面で良いんでオフ会したいくらい(どんだけ)。

で、個人的感動ポイントを語って行こうと思うのですが多分にネタバレを含みそうな気がするので、観た人だけお進みください。観てないけど個人的感動ポイントは読みたい…?読まないで!映画観て!(どんだけ)。

※※※以下ネタバレ含む!個人的感動ポイント※※※

1.明太子に賭け過ぎ問題
美味しい明太子を作れば、全てが解決するくらいの考えな「ふくのや」の大将。映画で時間制限もあるんで、明太子の味作りに葛藤する場面は思ったより少なかった。

人間ドラマな感じになってる。明太子に賭け過ぎ人間が大将以外にも出てくる。明太子あれば全てが解決。明太子で人を幸せにしたい。明太子で人を笑顔にしたい。世界平和は明太子が守る。明太子ノボセ(明太子バカという意味の博多弁)。

パクられても、元祖と名乗られても、店で暴れられても、良し。

おかげで、今はとんでもない数のメーカーが明太子を作り、コンビニ・スーパー・飲食店・食料品店・デパート…とにかくあらゆるお店で明太子に出会える。お菓子にも明太子が登場する。日本中のあちこち…すみずみまで、大将の「明太子でみんなを幸せにしたい」精神がいろんな形で残ってる。はい号泣。

何かを作って、それを売る。大将のモチベーションは、お金ではなかった(儲けたくもあったみたいやけど笑)。モチベーションの根源が意識高い系過ぎて、振り回しまくる。すごい。先日書いたブログの中で言うと、「社会貢献」スタートですよね。

2.海に行き過ぎ問題
行き詰まるとすぐ海に行く。すーぐ海に行く。海を見て落ち着こうとする。戦後すぐは、中州から砂浜まではすごい近かったんです。これわたし自身もそうなんですけど、行き詰まると海見に行くのは福岡市民の性なんでしょうか笑

3.稲尾は神様過ぎ問題
「神様仏様稲尾様」。祈るしかもう手がないとか、とりあえず祈っとくかみたいな場面で昭和くらいまでは我が家でも普通に言っていた風習。

福岡最大の私鉄「西日本鉄道」略して西鉄。今の警固公園近くに平和台球場ていうのが昔あって、西鉄ライオンズが本拠地としていました。漫画「はだしのゲン」でみんなが広島カープに熱を入れまくっていた描写があると思いますが、当時の福岡市民は西鉄ライオンズに熱を入れまくっていました。映画の中では、おかみさんのほうが野球ノボセ。稲尾選手は西鉄ライオンズの花形ピッチャー。困ったら稲尾に投げさせる。稲尾が出たら安心。稲尾が投げたら常勝。そのくらいの信頼感と熱いまなざしで見ていた結果、神様や仏様と同等のレベルで稲尾様が持ち上げられることになっていました(敬称略…スミマセン。みんな「稲尾」「稲尾」って呼ぶんです)。2017年の福岡ソフトバンクホークスのサファテも安心感すごかったですけど、当時はそれ以上だったのではないでしょうか。

そんな神様レベルの稲尾様がホントかウソか「ふくのやの明太子お気に入りらしい」という話だけで球場までどでかい横断幕作って社員全員でお礼を言いに行く、てどんだけ笑

4.みんな声デカ過ぎ問題
観ていて、いちいちみんな声デカいなあ~と思う方いらっしゃるかもしれません。実際、博多のお父さんは声デカいです。スミマセン。外面良過ぎで家庭内からブーイング来るのも、もう博多のお父さんです。

5.人の事情に勝手に入れ込み、勝手に応援し始める問題
これも博多の人間に多い傾向です笑 わたし自身もそうです。暑苦しくてスミマセン。

もともと商人の街っていうのもあるんですけど、戦後のドサクサで生きていくためにみんな商売を始めるんです。中州、天神、長浜、西新。場所柄もあり、いろんな人がたっくさんやってきてごちゃ混ぜに暮らし始めて。空襲もあったんで家や店を建てるところから。ホントに余裕がなくて、助け合うしかなかった。どこからやってきたのかとか、あの人はヨソモノだからとか、そういう話はしたとしても排除したりはしないです。これは今も残ってる。ホントにそう。

ふくのやの大将はそういう気質が他の人よりも強かったんでしょうね。自分自身が博多の出ではなくて釜山からやってきて迎えられた側だから、余計に他の人に優しくありたかったんでしょう。そういうところが端々に出て来過ぎて、もう号泣ですよ。

6.ぶつくさ言いながら芯は良い人ばっかり問題
誰も嫌いにならない。これすごいです。ディズニーとかだと悪役がいて、最後はひどい目にあう…退治されることが多いんですけど、この映画では結局みんな人それぞれ事情があって、苦しくて、でもやっていくしかなくて…最初「あいつ~」みたいな立ち位置だった人も退治されないんです。これすごいです(2回目)。

でも、やっと居場所を見つけつつあったヒデコちゃんは遠くに行かなければいけなくなる。ぷつんと見えなくなったマルオさんは遠くに行ってしまう。明太子で幸せにしたと思っていた人たちが、最終的な結論から言うと「明太子だけではどうにも出来なかった」。腐りまくった大将はブラック企業顔負けのレベルで当たり散らかし、自分もフラフラと遠くに行こうとする。

みんなが生きるだけで必死の時代に、「幸せにする」「魔法の」「世界平和」…夢のようなことばかりを言って、売れるか売れないかわからない明太子を作り続ける大将の情熱にみんな付いていくってどんだけ良い人ばっかりなんですか。

いろいろあったけど、「自分の作った明太子はみんなを「ちょっとは」幸せに出来たのかな。これからもそうして行こう」っていう大将の明るい顔で終わるんですよ。はい号泣。はいもう泣く。その笑顔にさせてくれるのは周囲の温かいみんなのおかげでもあるんですよね。

個人的には、ふくのやの女性社員「みっちゃん」めっちゃ好きです。なんであんなにフクフクしい。ぷっくぷくのほっぺたが博多人形みたいで笑顔がどちゃくそカワイイ。ノースリーブから見えるムチムチの二の腕がたまらない。言動も行動も癒やし過ぎる。わたしが男性やったら、みっちゃんドストライクです。マジでデートしたいです。いや、今もデートしたい笑

7.山笠のくだりは必要なのか問題
中州で商売していて、山笠を描かないと不自然過ぎる。必要。中州流は商売人がほとんど。

山笠の寄り合いで、自分とこの商品を持ち寄ったりするのは割とある。「これ食べちゃらんですか」「これ使うちゃらんですか」て持って行く。てか、むしろみんなの日頃の話や商売の話、景気とかの話もすっごいする。あと、寄付する人多めなのも事実。なんだ。山笠のために働いてる。山笠のために商売してる。そんな気になる。

キュウリに切れ込みを入れて明太子をそこにトッピングするメニューありますけど、山笠シーズンはキュウリ禁忌なので(櫛田神社のマークに切り口が似ているため。縁起。)そこに明太子乗せちゃうメニューは大将どう思ってたのかな…と個人的に知りたい笑

華丸さんの実年齢で台上がりするのは市長さんくらいにならないと出来ないので、華丸さんも感動の景色だったのではないでしょうか。

8.スケトウダラの妖精のくだりは必要なのか問題
癒やされる。登場してくれて、すごいホッとする場面があるんです。足丸見えで自転車こぐシーンで「あんた足どげんなっとうと!?」て大将に訊かれるとこがツボ笑

大吉さんはしれっと顔整ってるんで、案外メイクがハマってた。もっと汚い感じの仕上がりでも良い。タバコすっごい吸ってるスケトウダラの妖精グッズ欲しい。

9.ヒデコちゃん役の演技力凄すぎ問題
豊嶋花さん。あいつ化け物だ。あいつの演技力やべえ。ホントに役者続けて欲しい。

10.忙し過ぎ問題
泣いたり笑ったり、うるさかったり息詰まったり、忙し過ぎる。でもそれが良い。

どうもどうもー。

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